お口のケアは認知機能低下のサポートに有効
お口をきちんとケアして歯周病をケア
意外なようですが、お口のケアと脳には大きな関係があります。特に、お口をきちんとケアすることが認知機能低下のサポートに効果があることが分かってきました。
歯周病菌を攻撃するために炎症物質のサイトカインが放出されます。このサイトカインが体中に回ることで脳の動脈硬化を促進し、血流量を低下させてしまう可能性があるのです。つまり、歯周病を攻撃するサイトカインを発生させないように、普段からきちんと歯周病のケアをすることが大切です。
また、噛むという行為は脳の活性化につながります。歯周病によって歯がなくなってしまうと噛む力が弱くなり、認知症のリスクを高めてしまうことにつながります。歯磨きをする時には、磨く順番を決めて毛先を小刻みに動かすように丁寧に歯磨きをするようにし、毎食後に磨くように習慣づけましょう。歯磨きをすること自体も、認知機能低下のサポートにつながるはずです。