認知機能低下の予防法②生活習慣病を予防・治療する

生活習慣病を予防・治療する

肥満症、高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病や動脈硬化が一因となって、認知機能が低下するケースが少なくありません。これらはみな、多かれ少なかれ血管にダメージを与える病気です。これらの生活習慣病によって脳の血管が傷み、栄養の供給や老廃物の回収が滞ることによって、認知機能が低下してしまうことがあるのです。つまり認知機能低下を予防するためには、生活習慣病の予防・改善に努めることが大切といえます。
自分で改善できるのは食事です。食事の時間を一定にし、毎食腹八分目でカロリーは控えめにするように心がけましょう。生活習慣病の専門医と相談しながら、その治療をしっかりと行うことが、認知機能低下の予防につながります。